2016年02月28日

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(4) 〜商談2日目〜

Cクラス購入に至る過程をこれまで3回にわたって紹介しました。本日はとうとう購入に至る経緯についてご紹介します。

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(1) http://macfan0707blog.seesaa.net/article/433579149.html

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(2)〜中古価格予測モデル作成〜 http://macfan0707blog.seesaa.net/article/433753122.html

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(3)〜商談1日目〜 http://macfan0707blog.seesaa.net/article/434104077.html

伏兵登場
次の週の朝、いつものようにカーセンサーのサイトを検索していると、メルセデスベンツ中野で次のような掘り出し物を見つけました。

  1. C200アバンギャルド
  2. ベーシックパッケージ付き
  3. 未使用車
  4. 2015年8月登録
  5. 色はホワイト
  6. 418万円

土日2日間限りの限定セールとのこと。上記のスペックなら、私の価格予測モデルによれば、453万円が妥当な市場価格になりますので、418万円は相当安いです。
ただし、中野はうちから車で1時間弱かかります。以前のエントリーに書いた通り、ヤナセなら自宅の近くの店舗で商談することができますが、あいにくシュテルン系の店だったので、その店に行くしかありません。購入するときだけなら1時間程度の移動も問題ないのですが、この先のメンテナンスもそこで行うことを考えると躊躇します。
基本的に正規輸入車であればメルセデスのどの店でも扱ってはもらえますが、購入時の営業担当者との関係を生かした方が何かと融通が利く場合が多いのです。例えば、異音が気になって点検に出したものの、結局原因がわからず様子見となった場合などには、営業担当者を通していれば無償になる場合が多いのですが、そのような関係がない中でお願いすると点検費用を取られる場合があると聞きます。
そこで、先週商談を行った自宅から近いシュテルン系とヤナセ系の2店舗で、上記の車を引き合いに出して交渉することにしました。最悪、値段が下がらないようであれば、上記の中野の店で買うことにするつもりです。伏兵登場により、近所のシュテルン、ヤナセに加えて、メルセデスベンツ中野の3店舗を候補として検討を進めることになります。

近所のシュテルンでの商談
まず、シュテルン系の店です。車のスペックは前回報告した通り、以下の通りになります。

  1. C200アバンギャルドの試乗車
  2. ベーシックパッケージ付き
  3. 走行距離1,200km
  4. 2015年8月登録
  5. 色はブラック

中野の車と比べて装備と初回登録月は同じですが、中野が未使用車なのに対して、こちらの車は1,200km走っています。前回訪問した際には、まだ試乗車で使用中とのことで値段の提示はなかったのですが、今回提示された価格は410万円でした。これでも十分安いと思いますが、一般に未使用車は20万円程度のプレミアムがついて売買されていますので、プラス8万円で未使用車が買えるなら、中野の車の方が魅力があります。そのことを伝えると、下取り車の値段についてもう少し良い値段が出せそうなので、夕方にもう一度連絡すると言われました。そこで、その時間を利用してヤナセで商談することにしました。

近所のヤナセでの商談
先週見つけたヤナセの車のスペックは以下の通りです。

  1. C200アバンギャルド
  2. ベーシックパッケージ付き
  3. 走行距離900km
  4. 2015年3月登録
  5. 色はホワイト
  6. 値段は438万円

こちらの車は中野の車よりも5か月ほど古く、かつ、未使用車ではないのですが、色は通常のポーラホワイトではなくダイヤモンドホワイトと呼ばれる特別色でした。なるべくなら自宅の近くで購入したい、また、なるべくならホワイトが欲しい、と思っていたので、この車は有力な候補です。しかし、438万円ではお話になりません。ダメ元で中野の車とシュテルンの車の値段を伝え、もう少し何とかならないかお願いしてみました。さすがに438万円で提示している車を20万円以上値下げするのは厳しいらしく、しばらく事務所に入って検討してくれました。
そうこうしているうちに、先ほど訪問したシュテルンから携帯に電話がありました。下取りは90万円、車両価格は400万円で良いとのこと。色はホワイトの方が好みでしたが、ここまでの数字を出してくれたなら、まぁブラックでも良いかと考え始めていました。
ヤナセの担当者が戻ってきたので、シュテルンの条件を伝えました。同じ値段ならこちらに決めるが、無理ならシュテルンに行くと。そして、もう一度責任者と検討してもらい、最終的に下取り90万円、車両価格405万円の提示をもらいました。こちらは、シュテルンの車よりも5か月古いのですが、ダイヤモンドホワイトです。迷いましたが、結局色については後で後悔したくないので、こちらのヤナセの車で商談成立となりました。私の価格予測モデルによれば、430万円が妥当な市場価格ですので、かなり満足のいく価格で購入できたと思います。

こうして2週間の商談の末、とうとうW205のオーナーとなることができました。今後は、この車の便利で面白い機能などについても報告したいと思います。

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2016年02月21日

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(3) 〜商談1日目〜

ヤナセとシュテルン
Cクラス購入に至る過程は、以下のエントリーで紹介しました。

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(1)〜 http://macfan0707blog.seesaa.net/article/433579149.html

カーセンサーなどで中古車相場を調べて、世の中の相場が分かってきました。相場を把握するためのモデルまで作りました。

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(2)〜中古価格予測モデル作成〜 http://macfan0707blog.seesaa.net/article/433753122.html

次は、いよいよ実際に中古車販売店に出向き、商談を行います。私はメルセデスの認定中古車狙いですので、メルセデス・ベンツの正規販売店で購入するつもりです。そのメルセデスの正規販売店には2系列あります。

1つ目は、メーカー直系の販売網で、シュテルンと呼ばれる販売店です。これらの販売店は、地域の輸入車販売店がベースとなっており、近隣の数店舗でグループを形成しています。例えば、シュテルン中央は、新川、豊洲、有明がグループ店舗で、シュテルン世田谷なら東名横浜、あざみ野、世田谷南、多摩、東名静岡が同じグループです。しかし、シュテルン中央とシュテルン世田谷には販売情報の共有はなく、いわばライバル会社です。

もう1つはヤナセ系列の販売網です。こちらは、言わずと知れた全国に展開されたヤナセの販売網で、完全に一つの企業として販売情報が共有されています。

中古車を探すときも、この2つの系列を意識する必要があります。シュテルン系の販売店で中古車を見つけた場合、グループ販売店内で在庫を融通することは可能ですが、グループを超えると一切共有できません。つまり、あざみ野の店舗で良い車を見つけても、豊洲で買うことはできません。一方、ヤナセ系列であれば、全国どこの在庫でも自分の近所のヤナセで購入することができます(遠くの店舗の在庫は輸送料がかかりますが)。 よって、まずは家から近いシュテルン系列とヤナセ系列の店舗1店ずつを訪問することにしました。

いざ商談
始めにシュテルン系の販売店を訪問しました。ここは、W204を新車で購入した時の系列店です。カーセンサーなどで目ぼしい在庫は出ていなかったのですが、非公表の在庫などがないかどうか確認することが目的でした。非公表の在庫には次の2つの種類があります。

  1. 現在新車販売店舗で試乗車として利用中の車
  2. 登録済み未使用車でまだ公表していない車

上記の2.が未公表の理由は、新車と中古車を区別するために、登録後およそ3ヶ月間は各店舗で在庫として保有してから市場に出すからだそうです。つまり、もうすぐ販売できる予定の未使用車の在庫を教えてもらえます。ただ、未使用車はどれもプレミアムが付いており、いずれも相対的に高くなります。前述のモデルでも、20万円程度高くなることが示されています。そこで、未使用車ではない走行距離5,000km以下の車をターゲットとして探したところ、訪問したシュテルンの店では以下の条件の在庫を見つけることができました。

  1. C200アバンギャルドの試乗車
  2. ベーシックパッケージ付き
  3. 走行距離1,200km
  4. 2015年8月登録
  5. 色はブラック

値段について尋ねたところ、「試乗車なのでまだ決めていない。他の車に負けない条件を出すので、決める時にもう一度来て欲しい。」とのこと。W204の2007年6月登録の下取りの価格は大体80万円以上は出せるそうです。ここまで聞いて、次のヤナセに行くことにしました。

ヤナセでは、以下の条件の在庫を紹介されました。

  1. C200アバンギャルド
  2. ベーシックパッケージ付き
  3. 走行距離900km
  4. 2015年3月登録
  5. 色はホワイト
  6. 値段は438万円

この車は入って来たばかりで、まだどの店舗で販売するか決まっていないので、興味があるなら取り寄せるとのことでした。私の希望の色はホワイトでしたので、こちらの車の方が条件に合っていますが、シュテルンの車の方が5か月新しいです。同じ値段ならシュテルンかな・・・。ただ、値引きによっては希望色のこちらを購入したいと思いましたので、とりあえす取り寄せてもらうことにしました。

1日目の商談は、ひとまずこんな感じで終わりました。

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2016年02月13日

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(2)〜中古価格予測モデル作成〜

条件を指定して中古車を絞り込む
前回は、中古のCクラスを購入する方向で検討を始めたことを書きました。 http://macfan0707blog.seesaa.net
ある展示場で見た中古車が、見た目はほとんど新車と変わらないのに、100万円も安く買えることを知ったことがきっかけです。なるべく新しい中古車を探そうと思いますので、以下を条件でスクリーニングをかけることにしました。

  1. 登録は2015年以降
    New Cクラスは2014年7月に発売されましたので、中古市場に存在するのは2014年式、2015年式、2016年式になります。なるべく新しいものにしたいので、2015年以降でスクリーニングします。
  2. 走行距離は5,000km以下
    私は1年間で5,000kmほどしか乗らないので、大体それを目安に走行距離の上限を決めてみました。
  3. グレードはC200アバンギャルド
    前回のエントリーで書きましたが、グレードはC200です。ここは譲れません。

その他、パッケージオプションや車体色は、一旦条件を絞らずに探すことにしました。カーセンサーのサイトで、以上の条件で検索すると20数台の車がひっかかります。上は500万円強から下は400万円強まであります。値段は、走行距離やオプションの装備などの影響を受けますので、多少走った車なら、AMGライン付き車も買えるかもしれません。

中古車価格の決定要因
ざっと中古車相場を見た感じから、値段に影響のありそうな要因は以下の5つであることが分かりました。

  1. 登録以来の月数
    初年度登録日からの経過月数です。当然、長く経過している車の方が安くなります。
  2. 走行距離
    5,000km以下で絞り込んでいますので、誤差の範囲かもしれませんが、やはり走行距離が長い方が安くなると思われます。
  3. 未使用
    中古車を探してみて初めて知りましたが、意外に多くの未使用車が市場に出ています。これらの未使用車は、新車ディーラーがメーカーから与えられた目標台数を達成するために、自社で新車登録したものを登録済み未使用車として市場に流した車です。一度も走っていない車ですので、それなりのプレミアムが付いて売られていると思われます。
  4. パッケージ
    前回のエントリーでも書きましたが、パッケージオプションにはベーシックパッケージ、プレミアムパッケージ、レザーエクスクルーシブパッケージ、AMGラインがあります。ベーシック、プレミアム、レザーエクスクルーシブはいずれか1つ選択になりますが、AMGラインは同時に付けられます。
  5. 有償色
    今回のCクラスには特別な有償色が2色あります。新車購入時の値段は、ヒアシンスレッドが14万3千円、ダイヤモンドホワイトが18万9千円です。この2色については中古販売時にも若干高いかもしれません。

中古車価格の予想モデル
上記の各要因が異なる中古車同士を公平に比較するために、市場価格を予測するモデルを作ろうと思います。カーセンサーのサイトで検索された20数件のデータを使って重回帰分析を行い、各要因の価格へ与える影響度を調べてみます。
すると、各要因の価格への影響度(万円単位)は以下の通りとなりました。なお、レザーエクスクルーシブオプションは、サンプルが少なかったので、革シート付きかどうかで置き換えました。

要因 価格への影響度(万円) 説明
基本値段 436.1 下記の要因で調整する前の値段です。
経過月数 -2.6 * ひと月経過するごとに価格が2.6万円安くなります。
走行距離 0.0 5千キロ以下に絞ったせいか走行距離はあまり値段には影響しないようです。
未使用 20.5 ** 未使用車は21万円程度高くなります。
ベーシック 11.9 ** ベーシックパッケージが付いていると12万円ほど高くなります。
プレミアム 0.6 プレミアムパッケージが付いていてもベーシックパッケージと有意な差はありません。
AMGライン 28.7 ** AMGラインが付いていると29万円ほど高くなります。
特別色 11.0 ** 特別色の車は11万円ほど高くなります。
革シート 24.8 ** 革シートの車は25万円ほど高くなります。

(注)上記で、感応度の数字の横に(*)や(**)が示してあるのは、その数字が統計的に意味があるかどうかを示しています。(**)なら十分に意味がある、(*)の場合もある程度意味がある、という印になります。無印の数値は、統計的に意味がないため、その要因は価格に影響を与えていない、ということになります。

上記のモデルはかなり市場相場の説明力が高く、決定係数は0.89になります。
このモデルを使って市場価格を予想してみましょう。例えば、半年前の登録で、数千キロ走行していて、ベーシックパッケージとAMGラインが付いている車の予想価格は以下のように計算できます。
436.1+(-2.6)×6か月+(11.9)+(28.7)=461.1
よって約461万円になります。このモデルを使えば、任意の条件の車の割安/割高が判断できます。

posted by たんさん at 09:00| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする