2016年02月13日

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(2)〜中古価格予測モデル作成〜

条件を指定して中古車を絞り込む
前回は、中古のCクラスを購入する方向で検討を始めたことを書きました。 http://macfan0707blog.seesaa.net
ある展示場で見た中古車が、見た目はほとんど新車と変わらないのに、100万円も安く買えることを知ったことがきっかけです。なるべく新しい中古車を探そうと思いますので、以下を条件でスクリーニングをかけることにしました。

  1. 登録は2015年以降
    New Cクラスは2014年7月に発売されましたので、中古市場に存在するのは2014年式、2015年式、2016年式になります。なるべく新しいものにしたいので、2015年以降でスクリーニングします。
  2. 走行距離は5,000km以下
    私は1年間で5,000kmほどしか乗らないので、大体それを目安に走行距離の上限を決めてみました。
  3. グレードはC200アバンギャルド
    前回のエントリーで書きましたが、グレードはC200です。ここは譲れません。

その他、パッケージオプションや車体色は、一旦条件を絞らずに探すことにしました。カーセンサーのサイトで、以上の条件で検索すると20数台の車がひっかかります。上は500万円強から下は400万円強まであります。値段は、走行距離やオプションの装備などの影響を受けますので、多少走った車なら、AMGライン付き車も買えるかもしれません。

中古車価格の決定要因
ざっと中古車相場を見た感じから、値段に影響のありそうな要因は以下の5つであることが分かりました。

  1. 登録以来の月数
    初年度登録日からの経過月数です。当然、長く経過している車の方が安くなります。
  2. 走行距離
    5,000km以下で絞り込んでいますので、誤差の範囲かもしれませんが、やはり走行距離が長い方が安くなると思われます。
  3. 未使用
    中古車を探してみて初めて知りましたが、意外に多くの未使用車が市場に出ています。これらの未使用車は、新車ディーラーがメーカーから与えられた目標台数を達成するために、自社で新車登録したものを登録済み未使用車として市場に流した車です。一度も走っていない車ですので、それなりのプレミアムが付いて売られていると思われます。
  4. パッケージ
    前回のエントリーでも書きましたが、パッケージオプションにはベーシックパッケージ、プレミアムパッケージ、レザーエクスクルーシブパッケージ、AMGラインがあります。ベーシック、プレミアム、レザーエクスクルーシブはいずれか1つ選択になりますが、AMGラインは同時に付けられます。
  5. 有償色
    今回のCクラスには特別な有償色が2色あります。新車購入時の値段は、ヒアシンスレッドが14万3千円、ダイヤモンドホワイトが18万9千円です。この2色については中古販売時にも若干高いかもしれません。

中古車価格の予想モデル
上記の各要因が異なる中古車同士を公平に比較するために、市場価格を予測するモデルを作ろうと思います。カーセンサーのサイトで検索された20数件のデータを使って重回帰分析を行い、各要因の価格へ与える影響度を調べてみます。
すると、各要因の価格への影響度(万円単位)は以下の通りとなりました。なお、レザーエクスクルーシブオプションは、サンプルが少なかったので、革シート付きかどうかで置き換えました。

要因 価格への影響度(万円) 説明
基本値段 436.1 下記の要因で調整する前の値段です。
経過月数 -2.6 * ひと月経過するごとに価格が2.6万円安くなります。
走行距離 0.0 5千キロ以下に絞ったせいか走行距離はあまり値段には影響しないようです。
未使用 20.5 ** 未使用車は21万円程度高くなります。
ベーシック 11.9 ** ベーシックパッケージが付いていると12万円ほど高くなります。
プレミアム 0.6 プレミアムパッケージが付いていてもベーシックパッケージと有意な差はありません。
AMGライン 28.7 ** AMGラインが付いていると29万円ほど高くなります。
特別色 11.0 ** 特別色の車は11万円ほど高くなります。
革シート 24.8 ** 革シートの車は25万円ほど高くなります。

(注)上記で、感応度の数字の横に(*)や(**)が示してあるのは、その数字が統計的に意味があるかどうかを示しています。(**)なら十分に意味がある、(*)の場合もある程度意味がある、という印になります。無印の数値は、統計的に意味がないため、その要因は価格に影響を与えていない、ということになります。

上記のモデルはかなり市場相場の説明力が高く、決定係数は0.89になります。
このモデルを使って市場価格を予想してみましょう。例えば、半年前の登録で、数千キロ走行していて、ベーシックパッケージとAMGラインが付いている車の予想価格は以下のように計算できます。
436.1+(-2.6)×6か月+(11.9)+(28.7)=461.1
よって約461万円になります。このモデルを使えば、任意の条件の車の割安/割高が判断できます。

posted by たんさん at 09:00| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ベンツCクラス購入日記での情報、とても感謝しています。
私、紹介がおくれ失礼いたしました。藤原と申します。来春にCクラスのステーションワゴンを考えております。プリウスからの乗り換えですが、一度、Cクラスのハンドルをにぎる機会がありまして・・・・虜となりました。情報、感謝です。
Posted by 藤原 昭二 at 2016年12月06日 22:50
コメントありがとうございます。CクラスはメルセデスがBMWの3シリーズに対抗するために、いつも力を入れて開発している車です。きっと期待に違わぬパフォーマンスを発揮してくれると思います。ディストロニック・プラスもすごく運転を楽にしてくれますよ。燃費も結構いいです。メルセデスライフを満喫してください。
Posted by たんさん at 2016年12月07日 22:33
純粋な車両のみの価格である基本値段の算出方法はどういった条件の元で割り出されたましたか?

当方、主様と同様に係数化により値段を割出し交渉に挑もうと思います。

ご教授いただければ幸いです。

追伸
突然のコメントと図々しいお願いをご容赦下さい。
Posted by at 2017年08月12日 21:17
コメントありがとうございます。車両のみの基本値段は、重回帰分析の結果の切片項として自動的に求まります。
私の計算結果は古いデータに基づいていますので、本来は現在の中古車データから係数を再計算した方が良いと思いますよ。
健闘をお祈りします!
Posted by たんさん at 2017年08月13日 09:28
早速のお返事、ありがとうございます。
参考になりました。
交渉の方、頑張ります。
Posted by at 2017年08月13日 19:42
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