2016年05月14日

Synology DSM6.0の機能を使ってみた

2016年3月にSynology社からNAS サーバー向けオペレーティングシステムの最新版である DiskStation Manager (DSM) 6.0が発表されました。今回はメジャーバージョンアップになりますので、大幅な機能拡張が行われています。機能アップの詳しい内容に関しては、Synologyのホームページに各雑誌のオンライン記事が載っています。

https://www.synology.com/ja-jp/dsm/6.0/review

その中で、私自身が使ってみたいと思った以下の2つの機能についてご紹介したいと思います。

  1. 共有フォルダーへのインデックス作成機能の拡張
  2. ファイル要求作成機能

共有フォルダーへのインデックス作成機能の拡張
DSM5.Xの頃から、メディアファイルにインデックスを作成する機能はありました。しかし、このインデックス機能は、Audio StationやPhoto Stationなどのアプリケーションが、メディアファイルを高速に扱えるようにすることを目的としていました。
今回新しく追加となった機能は、共有フォルダーに対する汎用的なインデックス作成機能です。ファイル名やフォルダー名がインデックス化されることはもちろんのこと、写真ファイルに埋め込まれた撮影日付やタグ情報、あるいは音楽ファイルに埋め込まれたアーチスト名、アルバム名などのいわゆるメタデータもインデックス化されます。
さらに、文書ファイル内の文字もインデックス化され、全文検索にも対応できるようになっています。

インデックスを使った検索を行う際には、MacのFinderが利用できます。Finderで共有フォルダーにマウントし、右上の検索窓にキーワードを入れるだけで、ファイルやフォルダーの検索はもちろん、メダデータ検索や全文検索まで行い、キーワードに一致するファイルを探してくれます。全文検索を利用して必要な文書を探す機能は強力です。今後かなり重宝しそうです。また、写真にこまめにタグをつけている方にとっては、Finderで手軽に検索ができるようになるので、便利になりそうです。

ファイル要求作成機能
従来のFile Stationの共有機能では、特定の"ファイル"のURLを作成して、共有したい相手にURLをメールなどで送ることにより、そのファイルを"ダウンロード"してもらうことができました。
今回追加された機能は、"フォルダー"のURLを共有したい相手に送り、そのフォルダーにデータを"アップロード"してもらうことのできる機能です。複数の人でイベントに参加した時などに、その時撮影した写真を集めたりするときに役立ちそうです。
利用手順は以下の通りです。

  1. File Station上でファイルを集めるフォルダーを決めます。
  2. フォルダーを右クリックし、「ファイル要求を作成」を選択します。
  3. リンク欄に表示されているURLをコピーします。その際、NASへのアクセス時にパスワードを要求したり、アクセスのURLの有効期限を設定したりできます。
  4. コピーしたURLをメール等で相手に知らせます。
26.1ファイル要求を作成.png
「有効期間」ボタンを押すと下記の画面が表示される。 26.2有効期間をカスタマイズ .png

メール等を受け取った相手は、URLをクリックするとNASにアクセスします。 ファイル要求画面でアップロード対象ファイルを追加します。その際、「お名前」欄への入力が必須となっており、アップロード先ではここで入力された名前を含むフォルダーが作成され、その下にアップロード対象ファイルが保存されます。そのため、複数の人からアップロードされたファイルをフォルダー単位で区別できます。

26.3アップロード.png
ラベル:NAS Synology MacBook
posted by たんさん at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | NAS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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