2016年02月21日

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(3) 〜商談1日目〜

ヤナセとシュテルン
Cクラス購入に至る過程は、以下のエントリーで紹介しました。

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(1)〜 http://macfan0707blog.seesaa.net/article/433579149.html

カーセンサーなどで中古車相場を調べて、世の中の相場が分かってきました。相場を把握するためのモデルまで作りました。

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(2)〜中古価格予測モデル作成〜 http://macfan0707blog.seesaa.net/article/433753122.html

次は、いよいよ実際に中古車販売店に出向き、商談を行います。私はメルセデスの認定中古車狙いですので、メルセデス・ベンツの正規販売店で購入するつもりです。そのメルセデスの正規販売店には2系列あります。

1つ目は、メーカー直系の販売網で、シュテルンと呼ばれる販売店です。これらの販売店は、地域の輸入車販売店がベースとなっており、近隣の数店舗でグループを形成しています。例えば、シュテルン中央は、新川、豊洲、有明がグループ店舗で、シュテルン世田谷なら東名横浜、あざみ野、世田谷南、多摩、東名静岡が同じグループです。しかし、シュテルン中央とシュテルン世田谷には販売情報の共有はなく、いわばライバル会社です。

もう1つはヤナセ系列の販売網です。こちらは、言わずと知れた全国に展開されたヤナセの販売網で、完全に一つの企業として販売情報が共有されています。

中古車を探すときも、この2つの系列を意識する必要があります。シュテルン系の販売店で中古車を見つけた場合、グループ販売店内で在庫を融通することは可能ですが、グループを超えると一切共有できません。つまり、あざみ野の店舗で良い車を見つけても、豊洲で買うことはできません。一方、ヤナセ系列であれば、全国どこの在庫でも自分の近所のヤナセで購入することができます(遠くの店舗の在庫は輸送料がかかりますが)。 よって、まずは家から近いシュテルン系列とヤナセ系列の店舗1店ずつを訪問することにしました。

いざ商談
始めにシュテルン系の販売店を訪問しました。ここは、W204を新車で購入した時の系列店です。カーセンサーなどで目ぼしい在庫は出ていなかったのですが、非公表の在庫などがないかどうか確認することが目的でした。非公表の在庫には次の2つの種類があります。

  1. 現在新車販売店舗で試乗車として利用中の車
  2. 登録済み未使用車でまだ公表していない車

上記の2.が未公表の理由は、新車と中古車を区別するために、登録後およそ3ヶ月間は各店舗で在庫として保有してから市場に出すからだそうです。つまり、もうすぐ販売できる予定の未使用車の在庫を教えてもらえます。ただ、未使用車はどれもプレミアムが付いており、いずれも相対的に高くなります。前述のモデルでも、20万円程度高くなることが示されています。そこで、未使用車ではない走行距離5,000km以下の車をターゲットとして探したところ、訪問したシュテルンの店では以下の条件の在庫を見つけることができました。

  1. C200アバンギャルドの試乗車
  2. ベーシックパッケージ付き
  3. 走行距離1,200km
  4. 2015年8月登録
  5. 色はブラック

値段について尋ねたところ、「試乗車なのでまだ決めていない。他の車に負けない条件を出すので、決める時にもう一度来て欲しい。」とのこと。W204の2007年6月登録の下取りの価格は大体80万円以上は出せるそうです。ここまで聞いて、次のヤナセに行くことにしました。

ヤナセでは、以下の条件の在庫を紹介されました。

  1. C200アバンギャルド
  2. ベーシックパッケージ付き
  3. 走行距離900km
  4. 2015年3月登録
  5. 色はホワイト
  6. 値段は438万円

この車は入って来たばかりで、まだどの店舗で販売するか決まっていないので、興味があるなら取り寄せるとのことでした。私の希望の色はホワイトでしたので、こちらの車の方が条件に合っていますが、シュテルンの車の方が5か月新しいです。同じ値段ならシュテルンかな・・・。ただ、値引きによっては希望色のこちらを購入したいと思いましたので、とりあえす取り寄せてもらうことにしました。

1日目の商談は、ひとまずこんな感じで終わりました。

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2016年02月13日

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記(2)〜中古価格予測モデル作成〜

条件を指定して中古車を絞り込む
前回は、中古のCクラスを購入する方向で検討を始めたことを書きました。 http://macfan0707blog.seesaa.net
ある展示場で見た中古車が、見た目はほとんど新車と変わらないのに、100万円も安く買えることを知ったことがきっかけです。なるべく新しい中古車を探そうと思いますので、以下を条件でスクリーニングをかけることにしました。

  1. 登録は2015年以降
    New Cクラスは2014年7月に発売されましたので、中古市場に存在するのは2014年式、2015年式、2016年式になります。なるべく新しいものにしたいので、2015年以降でスクリーニングします。
  2. 走行距離は5,000km以下
    私は1年間で5,000kmほどしか乗らないので、大体それを目安に走行距離の上限を決めてみました。
  3. グレードはC200アバンギャルド
    前回のエントリーで書きましたが、グレードはC200です。ここは譲れません。

その他、パッケージオプションや車体色は、一旦条件を絞らずに探すことにしました。カーセンサーのサイトで、以上の条件で検索すると20数台の車がひっかかります。上は500万円強から下は400万円強まであります。値段は、走行距離やオプションの装備などの影響を受けますので、多少走った車なら、AMGライン付き車も買えるかもしれません。

中古車価格の決定要因
ざっと中古車相場を見た感じから、値段に影響のありそうな要因は以下の5つであることが分かりました。

  1. 登録以来の月数
    初年度登録日からの経過月数です。当然、長く経過している車の方が安くなります。
  2. 走行距離
    5,000km以下で絞り込んでいますので、誤差の範囲かもしれませんが、やはり走行距離が長い方が安くなると思われます。
  3. 未使用
    中古車を探してみて初めて知りましたが、意外に多くの未使用車が市場に出ています。これらの未使用車は、新車ディーラーがメーカーから与えられた目標台数を達成するために、自社で新車登録したものを登録済み未使用車として市場に流した車です。一度も走っていない車ですので、それなりのプレミアムが付いて売られていると思われます。
  4. パッケージ
    前回のエントリーでも書きましたが、パッケージオプションにはベーシックパッケージ、プレミアムパッケージ、レザーエクスクルーシブパッケージ、AMGラインがあります。ベーシック、プレミアム、レザーエクスクルーシブはいずれか1つ選択になりますが、AMGラインは同時に付けられます。
  5. 有償色
    今回のCクラスには特別な有償色が2色あります。新車購入時の値段は、ヒアシンスレッドが14万3千円、ダイヤモンドホワイトが18万9千円です。この2色については中古販売時にも若干高いかもしれません。

中古車価格の予想モデル
上記の各要因が異なる中古車同士を公平に比較するために、市場価格を予測するモデルを作ろうと思います。カーセンサーのサイトで検索された20数件のデータを使って重回帰分析を行い、各要因の価格へ与える影響度を調べてみます。
すると、各要因の価格への影響度(万円単位)は以下の通りとなりました。なお、レザーエクスクルーシブオプションは、サンプルが少なかったので、革シート付きかどうかで置き換えました。

要因 価格への影響度(万円) 説明
基本値段 436.1 下記の要因で調整する前の値段です。
経過月数 -2.6 * ひと月経過するごとに価格が2.6万円安くなります。
走行距離 0.0 5千キロ以下に絞ったせいか走行距離はあまり値段には影響しないようです。
未使用 20.5 ** 未使用車は21万円程度高くなります。
ベーシック 11.9 ** ベーシックパッケージが付いていると12万円ほど高くなります。
プレミアム 0.6 プレミアムパッケージが付いていてもベーシックパッケージと有意な差はありません。
AMGライン 28.7 ** AMGラインが付いていると29万円ほど高くなります。
特別色 11.0 ** 特別色の車は11万円ほど高くなります。
革シート 24.8 ** 革シートの車は25万円ほど高くなります。

(注)上記で、感応度の数字の横に(*)や(**)が示してあるのは、その数字が統計的に意味があるかどうかを示しています。(**)なら十分に意味がある、(*)の場合もある程度意味がある、という印になります。無印の数値は、統計的に意味がないため、その要因は価格に影響を与えていない、ということになります。

上記のモデルはかなり市場相場の説明力が高く、決定係数は0.89になります。
このモデルを使って市場価格を予想してみましょう。例えば、半年前の登録で、数千キロ走行していて、ベーシックパッケージとAMGラインが付いている車の予想価格は以下のように計算できます。
436.1+(-2.6)×6か月+(11.9)+(28.7)=461.1
よって約461万円になります。このモデルを使えば、任意の条件の車の割安/割高が判断できます。

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2016年02月08日

メルセデスベンツNew Cクラス購入日記 (1)

New Cクラス検討のきっかけ
私が現在乗っている車は、メルセデスベンツのCクラスのW204で、いわゆる一つ前の型です。グレードはC200アバンギャルド。フロントグリルのところにスリーポインテッドスターが配置された、非常にスポーティーで人気モデルとなった車です。日本では2007年6月22日に発表されました。私は雑誌で見たそのスタイリングに惚れ惚れし、日本での発表前から購入を決めていたので、2007年6月登録で購入しました。これまでの8年半の間、全く不満もなく今でも非常に満足して乗っています。
2014年7月11日には、現在のCクラス、W205が日本で発売開始されました。こちらも素晴らしいデザインと装備で、特にアルミを多用して軽量化したボディと、レーダーを使った安全装備に関する高い評価を雑誌などでよく見かけました。欲しいな、とは思いましたが、今の車に満足していますし、ちょっともったいないなと思い、しばし保留としていました。
ところが、先日ある展示場で中古のW205見かけました。最近よく街中でも見かけるよなぁと思いながらちょっと眺めていました。やはりかっこいい。C200アバンギャルドの白です。走行距離5千キロ程度、2015年夏ごろ登録、プレミアムパッケージ付きで458万円でした。隣にいる妻の反応も同様です。もう、8年半も乗ってるんだから、そろそろいいか!この日からNew Cクラスの購入計画が始まりました。

グレード選択
Cクラスのグレードには幾つかありますが、私が選択肢として考えたのは、C180、C200、C220dの3種類。それぞれエンジンが異なり、C180は1.6リットルのガソリン、C200は2.0リットルのガソリン、C220dは2.2リットルのディーゼルです。C200とC220dは仕様はほぼ同じで価格差は25万円。C180とC200は仕様が異なるので、C180にパッケージオプションをつけて、C200とほぼ同じ仕様にして比較すると、価格差は30万円ほどあります。
環境に優しく燃費の良いディーゼルは魅力的ですが、そこに25万円出すのはちょっと惜しい。できれば10万円でも安く買いたいところです。一方、現在C200に乗っていて、次にC180にするのはなんか気分が悪い。そこで、一旦C200をターゲットに検討することにしました。

オプション選択
新しいCクラスの売りはレーダーを使った安全装備、いわゆるレーダーセーフティパッケージだと私は思います。この装備は、主に以下の5つの機能から構成されています。

  1. ディストロニック・プラス
    前方の車の速度に応じて、車間を保ちながら追随する機能です。前方の車が減速すれば自車も減速し、車間が開き過ぎれば設定された速度を上限として加速して適切な車間を維持します。
  2. PRE-SAFEブレーキ
    レーダーとカメラで前方を監視し、衝突の危険性があるときにブレーキをかける機能です。側方からの車や歩行者の飛び出しも検知することができます。
  3. 後方衝突警報システム
    レーダーで後方を監視し、追突の危険性があるときに後方の車にブレーキランプで警告するとともに、シートベルトテンショナーを作動させ、自車のブレーキをかけて玉突きを予防します。
  4. アクティブブラインドスポットアシスト
    車両の斜め後方をレーダーで監視し、死角に車がいる場合にドアミラー内のランプで警告し、気が付かずにウィンカーを出すと警告音を発し、さらに衝突の危険性がある場合には反対側のブレーキをかけることによりコースを修正します。
  5. アクティブレーンキーピングアシスト
    フロントのカメラが車線を感知し、車両が車線から逸脱するとまずハンドルが微振動し、それでも修正されない場合は、反対側のブレーキをかけることによりコースを修正します。

これらのレーダーセーフティ機能はC200には標準装備されています(C180ではオプションです)。これ以上のオプションをつけるかどうかは、好みになりますが、私はパークトロニックが欲しかったので、ベーシックパッケージを付けることにしました。ベーシックパッケージの内容は以下の通りです。

  1. パークトロニック
    前後のバンパーに埋め込まれた超音波センサーで障害物との距離を感知し、狭い駐車場などでの取り回しをサポートします。
  2. アクティブパーキングアシスト
    最適な駐車スペースを車が自動的に感知し、自動操舵・ブレーキ機能により駐車をサポートします。
  3. シートヒーター
    フロントシートに3段階の温かさを選べるシートヒーターを備えます。

さらにその上位のパッケージの内容は、一つ上のプレミアムパッケージではヘッドアップディスプレイなどが追加され、さらに上のレザーエクスクルーシブパッケージでは本革シートなどが追加されます。それぞれ下位パッケージ内容は全て含まれます。ヘッドアップディスプレイは魅力的でしたが、プレミアムパッケージにするとプラス20万円ほどになりますので今回は諦めました。
さらに、これらのパッケージと同時に装着可能なのが「AMGライン 」です。これは、外観に18インチのタイヤ、フロントスポイラー・サイト&リアスカートが付き、シート・ハンドル・アクセル&ブレーキペダルもスポーツタイプのものに変わります。また、何と言っても足回りがエアサスになる点が魅力です。ただし、このオプションだけで37万円かかります。値段相応の価値はあると思いますが、やはり悩みます。いろいろ調べていると、18インチのランフラットタイヤの乗り心地が硬いようで、あまり家族向けではないとの情報がありました。そんな話もあり、値段も値段ですのでAMGラインもパスというのが結論となりました。

新車か中古か
だいたいターゲットは絞れてきましたので、あとは新車で買うか中古を買うかの選択です。現在乗っているW204は新車で買いました。これはニューモデルをいち早く手に入れたかったので、選択の余地はありませんでした。
私にとって中古のデメリットは、第一に自分で維持管理していないことに伴う故障の心配です。しかし、この点に関しては、年式が新しくメルセデスケアのついた車両を選ぶことにより、ある程度回避できます。
第二には、アフターサービスの質が下がるかもしれないという心配です。しかし、前回新車で購入した経験から、この心配は必要ないことが明らかとなりました。新車で買ったところで、Cクラス程度では大したサービスもなく、せいぜい定期点検の際に代車が借りられる程度だったのです。担当者によるかもしれませんが、私の場合、年に一度の点検の際にも担当者が電話してくることもなく、自分でサービス工場に電話をして予約していました。さらに、W205が発表された後も担当者からの連絡は一度もありませんでした。この程度のサービスであれば、中古でも問題なく受けられますし、実際に中古で購入しても代車なら借りられることが確認できました。
そうなると、純粋に車が古くなることと価格の見合いで考えれば良いことになります。例えば、C200にベーシックパッケージをつけると、新車では546万円になります。しかし、前述の昨年夏登録の走行距離5千キロ程度の車は、プレミアムパッケージまで付いて458万円です。しかも、見た目はピカピカで新車と見分けがつきません。数千キロ走り半年ほど古いだけで、新車と中古では100万円近くの差がありそうです。私はその100万円が惜しい気がしてきました。そんな経緯で、私のNew Cクラスの中古車探しが始まりました。

posted by たんさん at 23:04| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする